RSIの概要
RSIとはRelative Strength Indexの略で、直訳すると相対力指数。つまり、前後の時間の値と比べて
買われすぎ・売られすぎを判断するための、基準となる値です。
このような相場の過熱感などを表す値を、オシレーター系インジゲーターと言います。
RSIは、レンジ相場で有効な指標で、ボリンジャーバンドと組み合わせる事で精度を高める事ができます。
一般的にはRSI30以下で売られすぎ、RSI70以上で買われすぎを表します。
トレンドが強い場合は、偏った値に張り付いたままとなってしまうため、レンジ相場の時に有効に機能します。
RSIの計算式
nの値は発見者が推奨する14が使われる事が多いが、5日、10日の方が有効な場面もあります。
他には日足で9日、22日,42日,52日、週足で9週,13週が使われる事があります。
nが大きくなると信頼性は高くなりますが、反応が遅くなります。
nの値 | 信頼性 | 反応速度 | 機会 |
小 | ×低い | 〇早い | 〇多い |
大 | 〇高い | ×遅い | ×少ない |
ダイバージェンス
株価が上昇し、RSIが下落するような逆行現象をダイバージェンスといいます。ダイバージェンス発生は調整入りや、トレンド転換のサインとなります。RSI側の動きに株価が合わせてくる事も多いようです。
RSIトレンドライン
RSI下落局面で、RSIの高値トレンドラインを引いて、トレンドラインをブレイクした時がエントリーチャンスとなります。