トレードスタイル

資金管理

トレードスタイルの種類と特徴

・エントリーをしてから、決済するまでの期間の長さによって、4つのトレードスタイルに分類する事ができます。トレードスタイルによって、以下のような特徴があります。

トレードスタイル 説明
スキャルピングトレード ・エントリー後、数秒から数分で決済するスタイル
です。
・経済指標や、要人発言など、資産家の大きな株価操作に影響を受ける事が無く、寝ている間に大きな損益となる事も無いため、ファンダメンタル情報を得る事が不利な個人投資家向けと言えます。
・テクニカル分析を熟知していなければ、確実に負けるので、十分な学習を行って取り組む必要があります。
デイトレード ・その日中に決済まで行うトレードスタイルです。
・スキャルピングトレードと同様に、寝ている間に大損する事はないですが、トレードスキルを必要とします。
・資金管理を徹底した上で、重要イベントも積極的に利益を狙う事もあります。
スイングトレード ・1日~数か月、証券資産を保有して、利益が出たタイミングで決済するスタイルです。
・判断する時間軸が長めになるので、だましシグナルに反応する事は少なくなりますが、重要イベントの影響は大きく受ける事になります。
長期トレード ・ずっと証券資産を保有しつづけたり、数か月から数年保有するスタイルです。
・月足を基準に取引するため、重要イベントによる一時的な上下の影響を、希薄化する事ができます。
・テクニカル分析を知らなくても、月足MACDなどの指示通り取引をしていれば、一定の利益を上げる事はできます。
・月足MACDに加え、年レベルでの大きなファンダメンタル分析も加える事でより高い勝率にする事ができます。
・兼業トレーダーの大半は長期トレードです。

ローソク足で使う時間軸

・直近の方向性を確認する時間の単位を下位足、大きな流れや順張りエントリーをするための方向性を確認するための時間の単位を上位足と言います。

・トレードスタイルに応じてみるべき時間軸は以下のようになります。

トレードスタイル 上位足 下位足
スキャルピングトレード 1時間足、30分足、15分足 5分足、1分足
デイトレード 日足、4時間足、1時間足 30分足、15分足、5分足
スイングトレード 週足、日足 4時間足、1時間足
長期トレード 月足、週足 日足

・トレードを行う時は、上位足を確認し、上位足と同じ方向(順張り)でエントリーをする事が基本です。理由は、逆方向に株価が動いた時に損益が大きく増加するリスクが高く、判断が遅れる程、被害が大きくなるからです。

・数秒~1日レベルで逆張りエントリーを狙う事もあると思いますが、その場合は、利益は超安全圏(予想の半分程度)で利確する事や、損切は狭めに設定する事など、十分なリスク管理の上で実施して下さい。

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